病気休職になった日のできごと

休職

ある日突然仕事に行くことができなくなったらあなたはどうしますか?体調がわるい、頭がいたい、ベッドから起き上がれない・・・。昨日までの自分と何かが違う。そんな症状があらわれたら、間違いなく仕事を休むべきサインである。でも、仕事は休めないし、休んだらこの先どうなるのだろうか?実際に病気休職を経験し、現在復帰にむけて療養中の僕、もだ丸が、病気休職になるまでのステップを、経験談を元にお伝えしていく。同じような症状の方に、少しでも参考になると嬉しい。

もだ丸
もだ丸

もだ丸です。

いま、病気療養中です。

僕の場合は、ある日仕事に向かっていたが、どうしても電車に乗ることができなかった。この電車に乗らないと間に合わないのに電車に乗れない。気づいたらもう遅刻は確定の時間だ。ただただ駅の近くでボーっとしていた記憶がある。何をしているのかもわからない。
でも、職場に連絡は入れないといけないと思い、とりあえず上司に体調が悪いので休みますとLINEした。上司から「了解」と返事がきて、とにかくホッとした。「今日は仕事行かなくていいんだ」そのあとは、頭が痛いのか、お腹や腸まわりが痛いのか、よくわからない症状がつづいた。とにかくしんどかったので、ひとまず内科へ行くことにした。

内科へ行くも、特に異常はなし。今日は仕事を休んでいることも伝える。食欲もあまりなく、寝れないことも多いことを伝えると、先生から心療内科をすすめられた。そこではじめて、今の自分の症状が、もしかしたら、「うつ的な症状かも?」と認識した。そういえば、ずっと仕事はしんどかったし、毎日のように行きたくないと思っていたし、食欲も睡眠も十分に取れていなかった。なんとか気力で乗り切っていた。今思うとあきらかにメンタルが病んでいたのに、自分では気づきにくいものなのである。

とにかく、今日中に行くことができる心療内科を探した。地図と口コミからよさそうなところを探して、電話で予約して、心療内科を受診した。心療内科とか精神科という響きにちょっと違和感というか、ドキドキするような感覚はあった。病院といえば、内科や整形外科、眼科とかが自分の中では一般的だったから。受付で症状など記入して、最近の状況についてアンケートのようなものを書いた覚えがある。先生の診断が終わり、診察初見で、うつ状態・適応障害の可能性ありと言われた。その時は、特に驚くことはなく、なんとなく覚悟はできていたので、「ああ、やっぱりそうなんだ」という感覚だった。

先生から、すぐに休職することをすすめられた。期間はとりあえず、1~2月くらいがのぞましいとのことだった。そのことを上司へまたLINEした。(この時から上司と電話することに抵抗・怖さのようなものを感じていた)上司は、診療内科を受診していたことに驚いていた。先生から休職したほうが良いと言われたことも伝えると、とりあえず診断書をみて判断するので、職場に来てほしいといわれた。すぐに職場へ行き、上司とさらに課長と話した。同僚には合わなくて済むように、職場から離れた会議室を用意してくれたのはありがたかった。職場のみんなにどんな顔して会ったらよいかわからなかったから。診断書をみせ、最近の自分の症状などについて話をした。上司も課長も理解してくれ、しばらく休んだ方が良いと言ってくれた。仕事のことはこっちで何とかするから、何も心配しなくていい。何も気にせず、ゆっくり休んでしばらく様子を見ようということになった。

診断書をみせるだけで、あっさりと休職することになった。今後は、診療内科を定期的に受診し、その結果を報告すること、電話連絡だけ取れるようにしておいてほしいと言われた。上司にどのように思われているのか、職場のみんなはどう思うだろうかと、いろいろと考えてしまったが、体調的にも精神的にも、仕事に行ける状態ではなかったので、休職することになってホッとした。難しい手続きなどなく、簡単に病気休職は取れる。体調面、精神面で限界と感じ、仕事に行けないと悩んでいたら、すぐに心療内科を受診することをおススメする。仕事のことは考えなくてもいい。何より自分の健康が一番だとおもう。もし、いま仕事がつらくて悩んでいるかたがいたら、休職することも検討してほしい。

もだまり
もだまり

最後まで読んでくれてありがとう

コメント

タイトルとURLをコピーしました