結論:これは「甘え」ではなく、心と体が限界を迎えたサイン
この記事では、私が実際に仕事へ行けなくなった朝のことを、できるだけリアルに書いています。 同じように体調を崩し、仕事に行けなくて苦しんでいる人に、 「限界は誰にでも来る」「あなたは悪くない」 「仕事は休んでいいんだよ」と伝えたい。少しでも参考になれば幸いです。
崩壊の朝:眠れないまま迎えた6時
朝6時に起きた。 いや、正確には「起きた」というより、一睡もできなかった。
しんどい・・・
何時に寝たのかも覚えていない。 ただ、頭の中で同じ言葉が壊れたテープのように回り続けていた。
- 行きたくない
- いやだ、いやだ、いやだ
- 休みたい
- 休みたい
- 休もう
- 休む
- 休む
止めようとしても止まらない。 思考が暴走し、胸がずっとザワザワしていた。
「どうしよう…いつ連絡しよう…」 「電話?LINE?妻にも言わないと…」
そんなことを考えているうちに、出発時間が迫ってきた。

妻に気づかれないように家を出た
とりあえず家を出て、駅に着いたら連絡しよう。 そう決めて、なんとか体を動かした。
妻には「休む」と言えなかった。 だから、いつも通り出勤するふりをした。
今思えば、どんな顔をしていたのだろう。 きっと目の下はクマだらけで、覇気もなかったはずだ。
妻「行ってらっしゃい」 私「行ってきます」
このやり取りだけは、いつも通りだった。
上司への連絡:電話ができない
駅に着いて、上司に電話しようとした。 頭の中で何度も練習する。
「体調が悪いので、本日休ませていただきます…」
でも、言葉が出てこない。 電話をかける気力がどうしても湧かなかった。
結局、LINEで済ませた。
社会人としてどうか、なんて考える余裕はなかった。 ただただ、電話ができなかった。
心療内科へ向かった:検索してそのまま駆け込んだ
ここ最近、仕事がしんどくて体調も悪かった。 内科では異常なしと言われ、心療内科を勧められていた。
電車にはいつものように乗っていたので、職場の最寄り駅で降りて 「心療内科 うつ病 〇〇駅」 と検索した。
予約不要の病院があったので、そのまま駆け込んだ。

診断は「うつ病・適応障害」
診断結果は予想通りだった。
先生からは、 「すぐに休職が必要です」 と言われ、診断書を書いてもらった。
この時はまだ、 ここから1年半の休職生活が始まる なんて思ってもいなかった。
とりあえず1ヶ月休むことになった。
心療内科は行く前は怖かったが、実際は歯医者や皮膚科と大差ない。 ただ、初めて行くときは誰でも緊張すると思う。
上司との面談:職場へ向かうことに
診断書をもらって、すぐに上司へ連絡した。 驚いた様子だったが、 「一度会って話したい」 と言われた。
正直、行きたくなかった。 でも、言われるままに職場へ向かった。
会議室で上司と課長に現状を伝え、診断書を渡した。 上司は 「今日から休んでいい。仕事のことは考えなくていい」 と言ってくれた。
「自由だ」と感じた瞬間

職場を出た瞬間、胸の奥から強烈な感情が湧き上がった。
これで自由だ。
もちろん不安もあった。 申し訳なさもあった。
でもそれ以上に、 「もう行かなくていい」 という解放感が勝っていた。
毎日、限界まで張りつめていた。 休みの日も仕事のことばかり考えていた。 心も体も削られ続けていた。
だから、この瞬間だけは、 本当に救われた気がした。
今振り返って思うこと
もっと早く誰かに相談していたら。 もっと早く病院へ行っていたら。
そう思うことはある。
でも、あの時の私はそれができなかった。 ひとりで抱え込み、ひとりで悩み、ひとりで耐えていた。
同じように苦しんでいる人がいたら、 「限界まで頑張らなくていい」 と伝えたい。
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